生活保護受けた方がバイトするよりマシ

アルバイトをすると当然、時給で働く場合が多いです。中には歩合制や日給などもありますが、たいていは時間いくらという計算で稼働します。これだと、いくらか時間を割かないといけないので、効率よく稼げません。中には、時給が800円などの地方での最低賃金レベルで働いていると、あれっこんなに働いたと思ったのにやっと10万かー、など嫌になってくることもあるのではないでしょうか。
そうかと思ったら、ニュースでは生活保護の

不正受給

などが話題になってたりして、しかも、もらってる金額がアルバイトの収入と変わらない。だったら生活保護うけたい。そう思うのも当然ではないでしょうか。実際、生活保護って簡単にもらえるんでしょうか。

生活活保護とは、憲法で規定されいる、日本国憲法25条「すべて国民は、

健康で文化的な最低限度の生活

を営む権利を保障される」という条文を根拠としています。働けない人を対象として国が面倒を見るということです。ベーシックインカムという制度もとりだたされていますが、
低収入だからといって、だまって見捨てる訳にはいきませんからね。
生活保護費の金額は、都市部の単身者で約13万円と普通にコンビ二バイトで昼がっつり働く額くらいもらえます。いいですよね、どうやったらもらえるんでしょう。

国に申請しますが、条件があります。まず、援助してくれる身内、親類がいない。
頼れる親やパートナーがいれば、その人に養ってもらいなさいという理由です。
次に、まったく資産を持っていない。 貯金や、土地などを持っているとそれを切り崩したり、売却したら生活できてしまうからです。また、車なども対象になります。
その他、車などをもし所有していた場合は、生活保護を受けることはできません。
これらの条件を満たしていると、生活保護が受けられます。
他に、病気、ケガなどでやむなく働けない場合、というのも条件になります。
そして、厚生労働省が定めた

最低生活費

の基準額を下回っていれば、生活保護を受けることができます。その基準額は、地域によって違います。詳しくは、お住まいの市区町村のホームページなどで確認するのをお勧めします。

生活保護を受給することによって免除されるものがいくつかありますが、住民税、固定資産税、国民年金、水道基本料金、NHKテレビ受信料、また東京都内だと、都電・都営地下鉄・都営バス共通無料パス、銭湯の入浴回数券などもあります。すごいですよね、こんなに優遇されるならバイトもばからしくなりますが、もらえる条件がありますので、バイトで働くのはやむなしです。